岡山県立高校では、生徒1人1台端末を令和3年度又は令和4年度の入学生から年次進行で導入しており、校内の情報化を確実に推進することを目的に、全校生徒の端末が揃った学校から日本教育工学協会の「学校情報化認定制度」の優良校への申請を進めています。
この制度は、教育の情報化に総合的に取り組み、情報化によって教育の質の向上を実現している学校を優良校として認定するもので、このほど県立真庭高校が認定されました。
真庭高校は、食農生産科、経営ビジネス科、看護科の3学科を有し、各学科の学びに1人1台端末を積極的に活用しています。
普通教科の授業では、日常の学習内容に関する調べ学習を行っています。農業、商業、看護の専門教科では、学習の成果についてプレゼンテーションアプリ等を利用してまとめたり、発表する機会を多く設定したりして、多様な自己表現に結び付ける能力の向上を目指しています。
校務においては、職員朝礼や職員会議のペーパレス化が定着しています。
また、日々の生徒に対する連絡事項の周知は、ポータルサイトを構築して実施しています。生徒は、自ら必要な情報を収集することが求められるため情報活用能力の育成にもつながっています。
県立高校52校のうち、今回認定された真庭高校を含め39校が優良校として認定されています。