食農生産科の授業『総合実習』は野菜分野・草花分野・食品製造分野に分かれて農業に関する実習を行っています。
本日の１年生総合実習の食品製造分野では、『パウンドケーキの製造』実習を行いました。
パウンドケーキの主な原材料は、小麦粉（薄力粉）・砂糖・マーガリン・鶏卵です。
この原材料の組み合わせは、ビスケットとほとんど同じなのです。生地の作り方もほぼ同じです。
何が違っているのかというと、原材料の配合割合です。
ビスケットは小麦粉が最も多く、次に砂糖（小麦粉の半分以下）、そして鶏卵、マーガリン（小麦粉の６分の１くらい）ですが、パウンドケーキの配合割合は小麦粉・砂糖・鶏卵・マーガリンが全て同じ量（四同割）になります。
同じ原材料、同じ製造工程でも、ぜんぜん違う形状・食感になるんですね。
ですから、製菓・製パンでは、材料の計量や製造工程はかなり重要なポイントになります。
各自が一本のパウンドケーキを製造するため、ホイッパーを使って材料をミキシング!!
これが意外と腕が辛いんです。
菓子製造も気合と根性!!一生懸命頑張っていました。
焼成時間を使って実習記録もしっかりと記録できました。
