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  4. イタリアの高校生とのオンライン交流会

10月19日(木)イタリア・ノチェラウンブラ高校の高校生と看護科の1年生6名がオンライン交流会を行いました。
今回は勝山高校、勝山高校蒜山校地の皆さんと一緒に交流しました。
この取組は2年前から継続しており、昨年度はイタリアの高校生が真庭市を訪れ、真庭市での学校生活を体験しました。

3年目となる今回、真庭高校からはTR(総合的な探究の時間「真庭トライ&リポート」)で国際医療について研究している看護科1年生のチームが参加しました。このチームは「真庭市で生活する外国人の方は病院受診に苦労されているのではないか」という疑問から探究活動を進めています。今回は移民や観光客の多いイタリアの高校生との交流ということで、イタリアの医療事情について質問しました。

お互いの自己紹介は英語で行い、普段英語の授業で学んでいることを実際のコミュニケーションで活かすことができていました。
用意した質問はイタリアの先生に通訳していただきながら、イタリアの高校生たちに答えてもらいました。イタリアの高校生たちの中には、モロッコなど北アフリカ出身の学生もいて、イタリアでの病院事情について詳しく話してくれました。

参加した生徒たちは最初やや緊張した面持ちでしたが、次第に緊張も解け、イタリアの高校生たちとのやりとりを楽しむことができていました。

以下は参加した生徒たちの感想(一部抜粋)です。

・思っていたよりもとても楽しかったです。インターネットで調べてもわからなかったこともたくさん知ることができました。
・交流時間が短かったので予定していた質問をすべて尋ねることはできませんでしたが、交流はとても楽しかったです。
・探究活動で情報を収集する段階でイタリアの高校生と交流することができました。イタリアでも外国出身の人が困っているとわかりました。今回学んだことを真庭市と比較して考えたいと思います。
・今回交流した北アフリカ出身の高校生が利用しているイタリアの病院にはイタリア語以外を話せる人がいないと言っていました。日本にも同じ状況があると思いました。
・将来海外で看護師として働くのもいいなと感じました。
・通訳の先生がいたおかげでイタリアの方と話ができたのですが、事前にイタリア語や英語を勉強しておけば、少しは違ったのかなと思いました。質問をピックアップして詳しい話を聞けたのでよかったです。
・イタリアに留学してみたいです。イタリアの人と直接会って交流してみたいです。
・イタリアの高校生がカタカナで名札を書いていてすごいと思ったし、親近感が湧きました。
・次回があるなら今回聞けなかった質問の回答を聞きたいです。看護師の資格が取れて英語も完璧になればイタリアに留学し看護として働きたいと思っています。